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院生生活

こんにちは
本日はリクエスト作品です。
先日、フォロワーから「院生生活について書いてほしい」というリクエストを受けました。
そこで、今回は院生生活について述べていきます。

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1.院生の一日
大学院生の一日はものすごくシンプルです。
研究室に行く→授業・TA・研究をする→帰る
本当にこの繰り返しです。
大学院生、もとい学部4年生の行動の基点は「研究室」になります。

朝起きて研究室に行き、授業がある人は研究室に荷物を置いて授業へ。
TAがある人はTAへと向かいます。
それ以外はずっと研究室で研究をする毎日です。
また、研究室というのは基本的には自由です。
Youtubeを見てようがTwitterをやってようが基本的には怒られません(笑)
中には研究室でマリオパーティを始めるようなやつらまで存在します(^^;


ただしなんでもありというわけではありません。
うちの研究室には週一で報告会があり、自分の進捗状況を報告しなければなりません。
また、月1で進捗報告書を提出することも義務でした。
パスは3回まで許されます。
年度末の時点で進捗報告書の提出率が70%以下だと、卒論・修論発表が出来なくなるのです。
当時の僕は毎日ゆるく過ごしながらもなんだかんだ日々前進していました(笑)
ただし、これは学会に投稿した原稿やポスター、また卒論・修論発表で用いたレジュメとスライドも提出可能です。
なので、学会発表しまくれば全くが研究が進んでいなくても卒業することができます(笑)
まぁ、学会発表に出てる時点でそれなりの研究はしてるわけですけどね(笑)

このように、研究室は研究する場所でもあり、家のような場所でもあるのです。
かなり初期の記事でも述べましたが、研究室で宅飲み的な感じで飲み会を開くこともありました。
研究室って物凄く居心地がいいんですよね。
会社のような組織的な面もあるのですが、なんだかんだ言っても学生です。
やるべき時は真剣そのものですが、外すときは全力で羽目を外します(笑)

2.研究テーマの決め方
基本的に、研究室というのは各々独自の研究テーマをいくつか持っています。
ですので、その中から自分のやりたいものを選ぶのが一般的です。
ですが、うちの研究室は一味違います。

あれは研究室に配属が決まって一週間ほど経ったころだったかな?
僕は教授に尋ねました。
「あの…研究テーマ決めたいんですけど…」
すると、教授はこう答えたのです。
「20個考えて(^^)」

…ええーーーーー!!!!!
えっ!?ちょっと待って!?
20個ってマジですか!?


というわけで、20個探す旅に出たのですが
流石に20個は無理でした。
「すいません、10個で手を打ってください…」
僕はそう言って、10個の研究テーマを探し出しました。
そう、そのうちのひとつが「絵文字とオノマトペ」の研究だったのです。

その経緯はこうです。
まず、僕はオノマトペの研究を行っている中国人の留学生に尋ねました。
「あの、何かいいテーマないですか…?」
留学生は答えます。
「ワタシオノマトペヤッテル、ジョキョウサンハエモジヤッテルネ。コノフタツ、ムスビツケタラオモシロクナル!」

…これだ!
僕は筆を走らせます。この時点でもう研究の指針は立っていたのです。
その後残りの3つを捻り出し、助教のところへ持っていったのですが、結果は火を見るより明らか。
「エモジトオノマトペニシマショウ!」(助教はポーランド人です笑)
これが僕が絵文字研究家になった経緯です。

3.学会発表
大学院生の醍醐味であり最大のイベント、それが学会発表です。
大学院生は皆この学会発表に命を懸けています(笑)
この学会発表、一般的に発表当日の3~4ヶ月前からエントリーが始まります。
エントリーを済ませたらすぐに原稿を書き始めなければいけません。
というのも、原稿の投稿は発表当日の概ね2ヶ月前が締め切りです。
1~2ヶ月ほどで原稿を書き上げなければならないのです。

そしてこの原稿、当たり前ですが教授にめちゃくちゃ推敲されます(^^;
大体4回ほど提出するのですが、一回目は真っ赤になります。
2回目で赤が少し減り、3回目は微調整です。
4回目でようやくOKサインが出る感じですね。

原稿の作成が終われば今度は発表練習です。
ここで作成するスライド、教授だけでなく同じ研究室メンバーからの推敲も受けます。
基本的な流れはこうです。

スライド作成
まずはスライド作成から始まります。
基本的に院生は皆自分の「型」を持っています。
ですので、慣れれば慣れるほどスライド作成の時間は短くなっていくのです。

発表者メモの作成も必要に応じて行っていきます。

発表練習
スライド作成後、発表練習を行います。
この発表練習は実戦さながらで、時間を計って発表をし質疑応答を受けます。
質疑応答後にはスライドに関するコメントを受けます。
質疑応答の内容は補足スライドを作成してそこに回答を記述するなどします。
質問の内容をあらかじめ想定しておくのですね(^^)

発表練習が終わったらスライドの修正に取り掛かります。
修正が終わったら再び発表練習を行います。

発表当日までずっとこの繰り返しです。
この過程は相当な労力を要します。
正直むっちゃしんどいです。
発表1週間前なんかは夜の10時くらいまで残ることもざらにあります。
けど、僕らは皆研究が大好きです。

自分の研究テーマを心底愛しているからこそ、この過程を乗り越えることができます。

乗り越えたらいざ本番!
後は練習したことを実行するだけです。
質疑応答で想定した質問がくればいいけど、想定外の質問が来たら慌てるよね(^^;
発表が終わったら参加者が集まってパーティです。
ご当地の美味いもんを山ほど食べれます(笑)
参加者の中には学生はもちろん、企業の研究職の方もいらっしゃいます。
そのような方々とお話しできる機会はとても貴重です。

これだけでも学会に参加した意義があるでしょう。
むしろこれが楽しみで学会に来てるようなものです(笑)
さらに、発表するとき以外は基本的に自由です
そして、学校が旅費を出してくれます。
ということは、学校の金で旅行ができるのです(笑)
僕は北九州・名古屋・ポーランドに行ったのですが、どれもアタリだよね(^^)

今回は以上です。
院生生活は物凄く有意義で、今となってはめちゃくちゃいい経験をさせてもらったと思っています。
支えてくれた方々には感謝しかありません。
書いてたらまたあの頃に戻りたくなってきたな(^^;
院生生活はまだまだ語りつくせないほどネタがあるので、リクエストがあれば書いていきたいと思います。
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